大阪の心斎橋では、さまざまな再開発・都市開発計画が予定されています。
ここでは、大阪の心斎橋の再開発・都市開発計画2020の予定についてご紹介します。
「心斎橋PJ」とは
「心斎橋PJ」の記述が、2019年2月1日にヒューリック株式会社が公開した2018年12月期決算説明会資料の中にあります。
ヒューリック株式会社が、ホテルと商業施設などで構成される超高層ビルを大阪の心斎橋に計画していることがはっきりしました。
新しいビルの規模は、地下3階、地上31階、約54,000㎡ の延べ床面積、商業施設・ホテルで構成される複合ビルで、竣工は2024年を目指しているということです。
計画しているのは、心斎橋新橋交差点北東側の一等地で、「心斎橋プラザビル本館」などの4棟です。
このビルの持分比率は、ヒューリック株式会社が58%、竹中工務店が20%、JR西日本不動産開発が15%、大丸松坂屋百貨店が7%で、共同で4社が不動産を所有しています。
「心斎橋プラザビル本館」には、ルイ・ヴィトンが入っています。
しかし、ルイ・ヴィトン ジャパン(LVJ)が、複合ビルの大阪Mプロジェクト(仮称)の建設を同じ心斎橋の地域の御堂筋沿いで進めています。
大阪Mプロジェクト(仮称)が完成すると同時に、ルイ・ヴィトンが「心斎橋プラザビル本館」から移って、「心斎橋プラザビル本館」などの4棟を解体して新しいビルをこの跡地に建てる、というようなシナリオがイメージできるのではないでしょうか。
心斎橋PJとW OSAKA(W大阪)の比較
御堂筋沿いの超高層ホテルというと、最近であればすぐに「W OSAKA(W大阪)」がイメージできるでしょう。
「W OSAKA(W大阪)」は、規模が地下1階、地上31階、35,887.97㎡の延べ床面積です。
ヒューリック株式会社が公開した新しいビルは、規模が地下3階、地上31階、約54,000㎡の延べ床面積ということです。
全階がホテルの「W OSAKA(W大阪)」のようにすべての階がホテルとなっているのではなく、新しい「心斎橋PJ」のビルは商業施設が低層部にあり、階高がこの部分では高くなることが考えられます。
そのため、高さはちょっと「W OSAKA(W大阪)」よりも高い130mくらいになるのではないでしょうか。
5.4万㎡の延べ床面積で、この延べ床面積は大体「オービック御堂筋ビル」と同じです。
まとめ
大阪の心斎橋では、さまざまな再開発・都市開発計画が予定されていますが、ここでは、「心斎橋PJ」を取り上げてご紹介しました。