一人暮らし向け賃貸物件探しは比較的簡単なのですが、同棲カップルが賃貸物件を探す場合はいくつか注意しなければならない点があります。
賃貸物件で同棲を考えている方は大家さんや仲介業者とトラブルにならないように、事前に注意点や間取りなどを考えておくと良いですね。
今回は賃貸物件での同棲、その注意点や間取りなどについてまとめています。
同棲カップルが賃貸物件で一緒に住むときの注意点とは?
同じ賃貸アパートの部屋に同棲カップルが入居するうえでの注意点を、いくつかご紹介します。
・二人暮らしの部屋はまとまった広さが必要(家賃や初期費用が高くなる)
・入居審査が厳しくなる
・契約者の名義や保証人問題
・破局後に金銭面などで揉めやすい
同棲カップルは二人暮らしのための部屋を探すため、一人暮らし向けの1K、1DKでは狭く住み心地も悪くなります。
いくら仲がいいからといって、実際に住んでみると「彼氏のいびきが予想以上に酷かった・彼氏が家に何度も友達を連れてきて盛りあがる」などビックリするような生活習慣やギャップに悩まされることも。
そのようなトラブルを想定して間取りの多いの物件を契約すると、今度は家賃や初期費用が高くなります。
どちらが家賃や初期費用を負担するのか?それとも折半するのかをしっかり決めておかないと、破局後に金瀬問題となり禍根を残すことに。
また同棲カップルは入居審査基準が複雑になるので注意が必要です。
契約者は通常一人ですが、もし一方の年収で物件が借りられない場合は二人の収入を合算して賃貸契約を結びます。
このとき連名で契約すると破局後に一方が賃貸住宅から退去したとしても、契約解消できない間ずっと住んでもいない部屋に対して家賃を払い続けることになってしまいます。
また賃貸契約の場合は保証人が必要ですが、連名になってしまうとお互いに保証人が必要になり思わぬトラブルに発展することも。
入居前に「もし破局したら…」と不吉なことは考えたくないものですが、最悪のことを考えて契約者の名義や保証人、家賃や初期費用の支払い分担について考えておくのがおすすめ。
同棲に最適な間取りは?ラブラブだから狭い部屋でいいは間違い
同棲を始めるときは「いつも大好きな人と一緒だから嬉しい」と考えがちですが、実際に暮らしてみると「こんなはずじゃなかった…」と思うことも意外とあります。
ちょっとした意見の違いや日頃の不満が募ると、お互い顔を見るのもイヤな状態になることも…。
どれだけ仲のよいカップルでも、プライベートな空間が確保できるように2LDKの部屋を確保しておくのがおすすめ。
2LDKなら1部屋を寝室として使いつつ、もう1部屋をどちらかが自由に使えるのでプライベート空間が確保できます。
「2LDKでは家賃が高くなる」ならせめて1LDKの広さは確保しておきたいところ。
1Kの間取りで同棲するとなるとかなり窮屈ですし「喧嘩をして顔も見たくない」ときに狭い場所にいるとなおさら険悪な雰囲気になるので要注意です。
まとめ
今回は、賃貸物件に同棲カップルが住むときの注意点をまとめました。
家賃額の許容範囲、契約者を誰にするか?保証人を誰にするか?家賃や初期費用をどのように負担しあうか?など、事前にしっかり決めておきましょう。
もしわからないことがあれば、不動産会社の担当者に気軽にご相談ください。