初めて自分の部屋が与えられた時のワクワク感を覚えていますか?
「ベッドはこの位置に置いて…」「カーテンはどんな色にしよう?」そんな理想空間を1日中思い描いたりして、胸をワクワクと躍らせていませんでしたか?
1人暮らしを始めた時や結婚して新居をかまえた時なども、あれやこれやと頭を巡らせるインテリアコーディネート。
今回はそんな理想のコーディネートを実現すべく、インテリアを考える上で抑えるべきポイントをご紹介します。
インテリアコーディネートのポイント「コンセプト」
まずは部屋全体のイメージを統一させるために、コンセプトを決めておきましょう。
「あのテーブルステキ!」「このイスいいなぁ」なんて、家具1点1点を見ているとどれもステキに思えますが、1つの空間に置いて組み合わせて使用するとチグハグ感が出てしまうことが多々あります。
そのようなチグハグ感を無くすためにも、まずはコンセプトを決めて統一感を大切にしましょう。
コンセプトを決めるといっても、ざっくりとした傾向で構いません。
「ナチュラル」傾向か「大人モダン」な空間にするのか、はたまた「ポップでカジュアル」な雰囲気でまとめるのか。
その時々の生活スタイルや一緒に過ごす人によっても異なると思いますので、ご家族内で話合ってコンセプトを考えていくと良いでしょう。
もし具体的なイメージが付きにくい場合には、SNSや雑誌などを上手に活用するのもコツです。
最近は、自宅のインテリアをSNSにアップしている方が大勢いらっしゃいます。
実際の具体的なイメージを見てコンセプトを考える参考にすると分かりやすいのではないでしょうか。
インテリアコーディネートのポイント「色(カラー)」
続いてコーディネートのポイントとなるのは配色(カラー配分)です。
あまり多くの色を何色も使用すると、ごちゃごちゃとした落ち着きの無い空間になってしまいます。
1つのコンセプトの中で使用する色は、3色までにすると統一感の取れた空間に仕上がります。
また、3色の中で主となる色(メインカラー)を決め、その色の使用配分は70%程度と考えて配色しましょう。
2色目、つまりサブカラーは25%の配分で使用します。
3色目は5%配分のアクセントカラーといい”差し色”として使用するとグッとおしゃれな空間になります。
また、「メインカラーでまとめたけど、なんか単調な感じ…」と思われる場合には、色の濃淡でメリハリをつけると良いでしょう。
色味を変えるのではなく、同じ色合いでも色の濃い・薄いで調節すると、お部屋の雰囲気も随分と変わって見えるものです。
「メインカラーを使ったソファーの上に置くクッションは、色の濃淡を変えて3つ置く」「サイドに置くミニテーブルはアクセントカラーのものを選ぼう」
という風に、上手に濃淡とアクセントカラーを使ってバリエーションを考えてみると良いでしょう。
まとめ
失敗しないインテリアコーディネートのためのポイントをご紹介しました。
自分の好きな物で囲まれた空間は、とても幸せな場所ですよね。
でも「あれ?なんでこんなチグハグな感じになっちゃうんだろう?」という経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
せっかく頭を捻って考えたのに、それではとても残念ですよね。
今回ご紹介したポイントを抑えれば、まとまった空間作りのお役に立てると思います。
ぜひご自身で納得の行く、居心地の良い空間作りの参考として頂けたら幸いです。
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