リビングやダイニングの床をフローリング仕様にするだけでなく、最近では和室を作らないオールフローリングの家も増えています。
しかし、住んでいくうちに「畳のスペースがほしいな…」と思うこともあるでしょう。
そんな方におすすめなのが、「置き畳」です。
今回は、手軽に畳を部屋に取り入れ、簡単に「和」の雰囲気を演出できる「置き畳」の魅力をご紹介します。
おしゃれなインテリアとして置き畳を使う効果とは?
フローリングの部屋に、インテリアとして畳を取り入れるだけで、おしゃれで和モダンな空間になります。
さらに、置き畳を使うことで、次のような嬉しい効果が得られますよ。
<リラックスできる>
畳の香りに包まれると、なんとなく気持ちが落ち着きませんか?
畳の原料「い草」からは、リラックス効果があるといわれる物質が発生しており、これは森林浴と同様の癒し効果が期待できます。
家にいながら、まるで森の中にいるような安らぎの空間が演出できますよ。
<防音性が高い>
畳は藁を圧縮して作られるため弾力性があり、さらに置き畳の多くは、中にクッション素材が使われているため、防音性が高くなっています。
また、固いフローリング素材に畳を置くことで、子どもが安心して遊べるスペースとしても活躍しますよ。
<断熱・調湿に優れている>
畳は、空気を多く含み、熱を伝えにくい性質があるため、床下から伝わる暖気・冷気をさえぎる断熱性に優れています。
さらに、自然素材ならではの調湿性もある優れものですよ。
置き畳をどう置けばおしゃれなインテリアになる?実例をご紹介
置き畳を取り入れるなら、見た目もおしゃれなインテリアとして使いたいですよね。
ここでは、実例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
<実例その1:一角に置いて和のスペースに>
洋室の床全体に畳を置いて和室にするのもよいですが、リビングや洋室の一角に畳を置いて、和のスペースを作ります。
赤ちゃんを寝かせたり、ちょっと横になって休んだりと、くつろぎのスペースとしておすすめです。
<実例その2:色付きでお部屋のイメチェン>
赤や黒など、色付きの置き畳を使うことで、お部屋の印象ががらりと変わります。
濃い色のものを交互に並べたり、市松模様に置いたりすれば、モダンな雰囲気に。
また、床の色に近いものを取り入れれば、ナチュラルな印象のインテリアになりますよ。
<実例その3:ロータイプの家具と観葉植物を合わせる>
畳の上にテーブルやチェアを置くのはミスマッチのように思われがちですが、実は天井が低めの和室とロータイプの家具は相性が良いです。
さらに、和風の植物である盆栽ではなく、あえて畳に洋風の観葉植物を飾ることで、モダンな雰囲気のお部屋になりますよ。
まとめ
置き畳は、癒しや防音・防湿など、昔から日本で馴染みのある畳ならではの効果が期待できる、優れものです。
また、取り入れるだけでお部屋をおしゃれに見せるインテリアにもなります。
フローリングのお部屋が多い家を、自分のライフスタイルや好みに合わせて、和モダンな雰囲気にイメチェンしてみてはいかがでしょうか。
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