「IT重説」という言葉について、耳にされたことがある方も多いと思います。
不動産を探しているが仕事などで忙しくなかなか時間が取れない、といった方にはこちらの「IT重説」がおすすめなのですが、そもそも「IT重説」とは何のことでしょう。
今回は「IT重説」について、解説したいと思います!
IT重説とはITを利用した重要事項説明
IT重説の「重説」とは、不動産会社による「重要事項説明」のことです。
まずはこの重要事項説明とは何かについて触れたいと思います。
「重要事項説明」とは?
重要事項説明とは、宅地建物取引業者が売買契約・賃貸借契約の締結をする際に、買主・借主に対して契約上の重要な事項を、宅地建物取引業法第35条にもとづいて説明することをいいます。
つまり、入居に際して重要なことを入居前に説明する、ということです。
契約前に説明をしたあるいは説明を受けたという証拠を残しておくことで、後々のトラブルを防止するために行います。
ちなみにこの重要事項説明において宅地建物取引業者が買主・借主に対して交付する書面を「重要事項説明書」といいます。
「IT重説」とは?
今までは対面による重要事項説明が義務付けされていましたが、2017年より、スマホやパソコンのテレビ電話機能などのIT媒体を利用して重要事項説明を行う、いわゆる「IT重説」が可能となりました。
IT重説には、次のようなメリットがあります。
●説明のための移動時間や移動費用を節約できる
●説明日の為の日程調整が楽になる
●外出困難な場合でも説明を受けることができる
わざわざ不動産会社に出向いて説明を受ける手間が省けるのは、助かる方も多いのではないでしょうか。
また、進学や就職、転勤で遠方へ引っ越す場合にも有効な手段となりそうですね。
IT重説を利用する際の条件や注意事項
ここまでだとIT重説にはメリットばかりの様に感じますが、利用する上での条件や注意事項もあります。
IT重説を利用できる条件とは?
まずIT重説を利用できる不動産の取引種類は、賃貸取引に限定されています。
また、取引業者の種類は宅地建物取引業者のみ、取引可能な人物は宅地建物取引士のみとされています。
利用する際の注意事項とは?
IT重説を利用する際の注意事項としては、次のような点が挙げられます。
●現地に行かないことによる物件誤認の発生
●対面しないための意思疎通の図り難さ
●IT環境の不備による通信障害
これらの注意事項を解消するためには、物件に関して業者へ細部まで確認することや、あらかじめ通信環境を整えておけば良いでしょう。
おすすめ|お問い合わせ
/*/////////////触らない///////////////*/?>/*///■アイキャッチ用■///*/?>/*///■タイトル■///*/?>/*///■デフォルト黒文字用■///*/?>/*///■太文字+マーカー■///*/?>/*///■各コンテンツのDIV■///*/?>/*///■テキストリンク■///*/?>/*///■ボタン用■///*/?>